戦車・軍艦・戦闘機
池田邦彦氏のでんしゃ通り一丁目を読んでおるのじゃが、こういう話があったのう。
経営が思わしくないプラモデル屋が都電をプラモデルにすることを思い付いて発売したがさっぱり売れんのじゃ。
そこで主人公が気をきかせて、好戦的おもちゃを追放する運動をしている主婦達に頼んで教育委員会に推薦してもらおうとするのじゃが、プラモデル屋のオヤジは断ってしまう。
曰く、男の子は勇ましくてかっこいい乗り物が大好きだ。男の子が戦車や戦艦を好きだから戦争が起きた訳じゃないだろう。戦争が起きたのは自分たちが正しくて気に入らないものを押し潰そうとするああいう考え方が引き起こしたのではないかと。
まったくのう。ワシがいわゆる右翼が嫌いなのは、日本万歳、日本偉い、日本人は素晴らしいなどど排他的で盲目的に信じておるからじゃ。左翼も頭が固いがのう。。
人間中庸が一番じゃ。頭はフレキシブルでの。自分の言動が間違ってないか常にチェックが必要じゃのう。