おもいで停留所

これはの、Amazon Kindle で読んでおる池田邦彦氏の漫画のタイトルじゃ。ジジイでも電子書籍は読むぞい。

その第7話が特に良かったのう。一読して衝撃を受けたわい。何かこう当たり前だと思っていたことが実は間違っていたという。良かれと思ってしたことが人の迷惑だったなんてことがのう。気を付けようにも本人に悪気はないんじゃ。自分を客観的に見るということが必要なんじゃろうな。

同じ過ちを二度と繰り返さないというのも実は難しいのう。談合なんてのもそうじゃろう。悪いこととは知りつつもやってしまう。流されてしまう。それが人間じゃ。と開き直っては進歩はないのう。。

話の中に「あんな・・・酷い時代が二度とやってこないようにするのは・・・私たちの役目だと思うの」というセリフがあるんじゃが。これは戦時中の言いたいことも言えないような時代のことを指しとる。日本人はのう、伊丹万作氏の書いたものによると戦後騙された騙されたと言う人ばかりで騙したと言う人はおらんかったらしいからのう。長い物には巻かれろじゃな。情けないが国民性かのう。

ワシは戦争は反対じゃ。戦争するぐらいなら滅ぼされてもええと思うとる。今の時代日本を占領しようという国があるとも思えんがの。仲の悪い国とも喧嘩しながらでも付き合っていけばええんじゃないかのう。

これから議論される憲法改正は戦争に一歩近づくものが含まれておるんじゃなかろうかのう。ワシは今のままがええのう。平和ボケ大賛成じゃ。